FP技能士2級について詳しく知る
FP技能士2級について、その概要をご紹介します。
受験資格
受験資格は下記のように設定されています。
- 3級技能検定の合格者
- FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
- 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
- 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
実務経験がない場合、基本的にはFP3級に合格してからの受験となるでしょう。私もこのルートでした。
ただ、既にAFPの取得も決めているのであれば、認定研修を修了することで受験資格を得るのも良いでしょう。
試験の仕組み・内容
FP2級には学科試験と実技試験があり、両方に合格する必要があります。
また、試験実施機関は「きんざい」と「日本FP協会」がありますが、どちらで受験・合格しても得られる資格に違いはありません。
試験内容
学科試験は「きんざい」と「日本FP協会」共通で、マークシート方式による筆記試験(四答択一式、60問)です。
一方、実技試験は「きんざい」と「日本FP協会」で異なります。きんざいの場合は記述式による筆記試験(事例形式、5題)で、日本FP協会は記述式による筆記試験(40問)です。
⇒ 日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)、どっちの試験を受験するのがいいの?
試験日程
FP試験は、1月・5月・9月の年3回行われます。
合格率
試験日 | 日本FP協会 | きんざい | ||
---|---|---|---|---|
学科 | 実技 | 学科 | 実技 | |
2016年9月 | 40.12% | 50.60% | 23.82% | 60.44% |
2016年5月 | 38.97% | 58.69% | 21.85% | 17.82% |
2016年1月 | 34.76% | 45.89% | 20.18% | 20.40% |
2015年9月 | 35.44% | 60.13% | 20.83% | 31.17% |
2015年5月 | 40.20% | 63.70% | 22.02% | 48.45% |
2015年1月 | 33.96% | 62.44% | 19.96% | 36.52% |
2014年9月 | 41.85% | 53.33% | 23.35% | 31.64% |
2014年5月 | 43.40% | 62.28% | 26.78% | 33.61% |
2014年1月 | 31.46% | 59.94% | 15.97% | 25.94% |
2013年9月 | 40.95% | 48.51% | 22.88% | 32.50% |
※ きんざいの実技試験は個人資産相談業務の合格率を掲載